2022年 04月 26日
アンティークショップで発見の傘も新しく!




元の傘生地を見ていると、ラップル下の傘本体の縫い合わせ部分(4枚目の写真)が浮いていて、これは生地の伸びをあまり計算できていなく裁断された状態なのか、はたまた縫製が微妙なのか、で出るたわみ。。当店では専門用語で「ブクが出てる」といいます。
古いからではなく、技術的なものなので、デパートやプランドで販売されている傘でも出ているものはあります💦
生地の伸びと親骨から受け骨のつけ位置、親骨の硬さや癖、露先の太さ、、、全てを把握して考慮し生地を裁断・縫製するのですが、自社で使っている骨じゃないもので、最低限の生地をお送りいただく張り替えは失敗が許されないので、すごく、、かなり、、、本当に、、、怖いものです。




「ワタシたち、失敗しないのでっ!」とドヤ顔で言いたいところですが、見えないところではホントいつもハラハラドキドキなのです。笑
親骨43㎝ 12間 木棒
・傘生地 お客様からお送りいただいた綿100%刺繍生地
-------以下、お客様のインスタグラムの記事をそのまま掲載しています。--------
アンティークショップでお安く手に入れた
ニードルワーク刺繍の日傘
これも良かったのですが色褪せて少し地味だったので
張り替えをお願いしました。
京都の小野内商店さま
先染めチェックに猫の刺繍
とても可愛く仕上がってきました。
これからの紫外線対策に間に合いました🌂🌂