2013年 05月 25日
『季刊 KYOTO』掲載のお知らせと、元気が出るセミ・オーダーのプレゼント日傘
今年はOEMのご依頼が多く、オーダーメイドも沢山ご相談をお受けしているので予定よりも仕事が山積みになってしまい、私が思い描いていたスケジュール通りにオリジナル日傘が製造できずちょと焦ってきました。。。
でもでも、素敵な生地たちが沢山あるのであと1ヶ月、1本でも多く頑張ってお創りします~!!
さて、あみ部長からのお知らせです!
ぜひぜひ展示会にお越しの際はこの本を読み込んで、他も京都を目いっぱい楽しんでいただきたいです。
今回ご紹介する傘はセミ・オーダーメイドでお創りした折りたたみの日傘。
スモーキーでひかえめなピンク色に細めの白いレースが可愛いさをプラス。
木に乳白色のアクリルを組み合わせた手元も涼やかで、シンプルだけど凛とした日傘になりました。
プレゼントされるということで全て決めてオーダーをいただきましたが、色々とお伺いするうちに傘袋のボタンは仕上がってからご提案するということで最後に合いそうな2種類のボタンを写真で見ていただきお選びいただきました。
昨年に最愛の旦那様を亡くされたご婦人へのお誕生日の贈り物ということで
「青空の下、どんどん出かけていただけるように」という想いを込められ、この元気が出そうなハツラツとしたボタンを選ばれました。
「これからの季節、街にこの傘が毎日のように出かけるようになられますように」
ご依頼を頂いた方のご心配や想いが詰まった日傘、お受け取りになられた方にもきっと伝わっていると思います。
- onouchi セミ・オーダー日傘 -
傘骨:47cm 8間 シルバー
石突:木 帽子
留具:ガラスボタン(HP掲載ナシ)
生地:綿100% 無地 薄ピンク
オプション:ネーム刺繍、レース加工(ケミカルクラウンレース)
ご主人様との思い出も一緒にお出掛けになっていただけますように・・・
よく『想いの詰まっている生地で作るときはやっぱり気持ちも違いますか?』と聞かれ・・・
その答えはもしかしたら想像と違うのかよく意外な顔をされるのですが、
傘をお創りしているときはどんな想いが込められているかに関わらず本当に質の高い傘をお届けできるよう、永くお使いいただけるようにお創りすることだけに集中しているので、新しい生地でもストーリーのある生地でも同じ重さなんです。
その1本1本がご依頼いただいているそれぞれの方にそれぞれに想いがあり、お創りして手に渡ってからまた新たなストーリーが生まれていくわけで、その1つ1つと真摯に向き合っているつもりです。
でも、生地にまつわるお話をしてくださったり、プレゼントされる方のことをお聞かせいただいたり、お創りしてからお写真を送ってくださったり・・・大変嬉しく励みにもなっています!
ORDER MADE UMBRELLA 小野内商店
http://www.onouchi-kyoto.com